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米ワールプールの第2四半期は増収増益、欧米の消費者心理改善兆候

2013年 07月 20日 00:59 JST
 
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[シカゴ 19日 ロイター] - 家電世界最大手の米ワールプール(WHR.N: 株価, 企業情報, レポート)が19日発表した第2・四半期決算は、増収増益。欧州、北米を含むすべての市場で売り上げが伸び、低迷していた米国やユーロ圏の消費者心理が好転しつつある兆しを示した。

通年利益見通しも引き上げ、ワールプールの株価は米株式市場午前の取引で約7.5%上昇した。

利益は1億9800万ドル(1株当たり2.44ドル)と、前年同期の1億1300万ドル(同1.43ドル)から増加した。

売上高は5.3%増の47億4000万ドル。

ロイターのデータによると、アナリストの純利益予想は1億8900万ドル、売上高は46億6000万ドルだった。

地域別では、欧州と南米での売上高が約6%増、米国が5.1%増だった。

また、欧州での営業利益は77%急増、南米で31%増となった。

中国での販売が振るわない中、成熟した市場や、拡大を続けている市場への依存が強まっていることが浮き彫りとなった。

通年の希薄化後1株利益については、従来予想の9.80─10.30ドルから、10.05─10.55ドルに引き上げた。

 
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