NY株式概況　小反落　マイクロソフト決算受けハイテクが下落　一方、薬品・バイオが堅調

：2013/07/20 （土） 05:38

NY株式19日（NY時間16:23）
ダウ平均　　　15543.74（-4.80　-0.03%）
S&P500　　　　1692.09（+2.72　+0.16%）
ナスダック　　　3587.62（-23.66　-0.66%）
CME日経平均先物　14905（大証終比：+255　+1.73%）

19日のNY株式市場、ダウ平均は小反落。前日引け後に発表されたマイクロソフトやグーグルの決算が冴えなかったことで、ハイテク株中心に売りが優勢となった。一方で、ＧＥなど好決算を発表した銘柄もあり、ダウ平均の下げは小幅に留まっている。今週は高値更新が続いたことから、週末でもあり利益確定売りが優勢といった印象。

ダウ採用銘柄ではマイクロソフトが急落した他、ＨＰ、ＩＢＭがダウ平均を押し下げている。一方、ＧＥは4％上昇した他、Ｐ＆Ｇ、ファイザー、ジョンソン＆ジョンソンといった薬品関連が上昇。

石油関連サービスのシュルンベルジェが商いを伴って上昇。海外顧客からの需要が伸び、この日発表された第2四半期決算が好調だった他、同社の取締役会が100億ドルの自社株買いの枠設定を承認したことが好感されている。

メキシコ料理のファーストフードレストランを展開するチポトレ・メキシカン・グリルが好調な決算を発表し大幅高。豆腐を使用したメニューが好調だった他、ケイタリングサービスも収益に寄与した。

ナスダックは下落。マイクロソフトが11％急落し、グーグルも下落したことでが指数を圧迫。ハイテク株は全般的に軟調だった一方で、アムジェンやギリアドなどバイオ関連株の上昇が目立った。

（Klugシニアアナリスト　野沢卓美）

シュルンベルジェ　82.74（+4.26　+5.43%）
チポトレ・メキシカン　408.97（+32.22　+8.55%）
アムジェン　109.39（+4.62　+4.41%）
ギリアド　60.10（+1.88　+3.23%）

アップル　424.95（-6.81　-1.58%）
グーグル　896.60（-14.08　-1.53%）
フェイスブック　25.88（-0.30　-1.12%）

ダウ採用銘柄
J&J　　　　　　　92.23（+2.06　+2.28%）
P&G　　　　　　　81.37（+1.07　+1.33%）
デュポン　　　　　57.14（-0.33　-0.57%）
ボーイング　　 　106.96（-0.67　-0.62%）　
キャタピラー　　 85.65（-0.07　-0.08%）　
ユナイテッド　　 102.48（+1.14　+1.12%）　
アルコア　　　 　8.07（-0.14　-1.71%）　
HP　　　　　　 　25.14（-1.19　-4.52%）　
GE　　　　　 　　24.72（+1.09　+4.61%）　
3M　　　　　　 　116.19（+0.71　+0.61%）　
エクソンモビル　 95.17（+0.79　+0.84%）　
シェブロン　　 　126.91（+1.44　+1.15%）　
コカコーラ　　 　41.09（+0.28　+0.69%）　
ディズニー　　 　65.16（-0.66　-1.00%）　
マクドナルド　 　100.27（+0.09　+0.09%）　
ウォルマート　　78.08（+0.74　+0.96%）
ホームデポ　　　79.89（-0.13　-0.16%）
JPモルガン　　　56.16（-0.21　-0.37%）
トラベラーズ　　　　 84.66（+0.13　+0.15%）
バンカメ　　　　 14.75（-0.01　-0.07%）
アメックス　　　 74.06（+0.05　+0.07%）　
Uヘルス　　　　 71.45（+0.90　+1.28%）
IBM　　　　　　193.54（-4.45　-2.25%）
AT&T　　　　　 35.81（+0.07　+0.20%）
ベライゾン　　　49.95（-0.02　-0.04%）
マイクロソフト　 31.40（-4.05　-11.41%）
インテル　　　 　23.04（-0.22　-0.95%）
ファイザー　　　29.09（+0.60　+2.11%）
メルク　　　　 　47.79（+0.39　+0.82%）
シスコ　　　　 　25.83（-0.03　-0.12%）