【ニューヨーク=小川義也】米ゼネラル・エレクトリック(GE)が19日発表した2013年4~6月期決算は純利益が前年同期比1%増の31億3300万ドル(約3140億円)だった。売上高は351億2300万ドルと4%減少したが、金融部門の縮小が主因で、主力の産業部門は堅調だった。利益率の改善やコスト削減も寄与した。
ジェフ・イメルト会長は「事業環境は1~3月期に比べてやや改善した」と述べた。航空機エンジンから家電まで幅広い製品を持つGEの産業部門の売上高は1%減少したが、部門利益は2%増加した。売上高営業利益率は15.3%と0.5ポイント拡大。年初から取り組むコスト削減は5億ドル近くに達した。
今後の売上高の動向を示す設備・サービス受注は4%増。米国が20%増と特に好調だった。6月末の受注残高は2230億ドルと3月末から70億ドル増え過去最高となった。
資産の圧縮を進める金融部門は売上高が3%減、部門利益は9%減少した。
ゼネラル・エレクトリック、ジェフ・イメルト、産業部門、売上高、決算
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