過去最低の10議席台となる惨敗を喫した民主党。東京・永田町の党本部で午後10時半ごろからテレビ各局の中継インタビューに次々と応じた海江田万里代表は「大変厳しい結果」などとやや疲れた表情で答えた。
海江田代表は敗因について、「政権交代で大きな期待を頂いたのが失望に変わってしまい、信頼感がまだまだ戻っていない」と分析。一方、「自民党の経済政策にはいろいろ落とし穴もある。責任野党として指摘していく」と対決姿勢を強調し、「民主党の立て直し、信頼の回復はまだまだ道半ば」として辞任は否定した。
「全ての責任は私自身にある。思うところはある」と辞意を示唆した細野豪志幹事長について、海江田代表は「本当によくやってくれた。よく話をしようと思っている」と述べるにとどめた。
5階に設けられた開票センターでは、苦戦を予想してか、候補者名簿を記したボードは用意されず、党のロゴとポスターが張られただけ。海江田代表ら党幹部は、いずれもインタビューを終えるとすぐに退出した。
[時事通信社]
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