自公で過半数獲得 衆参のねじれ解消7月21日 23時25分
21日投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は、これまでに過半数に必要な63議席を大きく上回る議席の獲得を確実にし、衆参のねじれが解消されることになり、安倍総理大臣は、「安定した政治のなかで経済政策を前に進めてほしいという大きな声を頂いた。政治をしっかり前に進めていきたい」と述べました。
一方、民主党は、20議席を割り込む可能性もあり、結党以来最も少ない獲得議席となることが確実になっています。
海江田代表は「国民の信頼を得るための努力は道半ばであり、続けたい」と述べ、引き続き、代表として党の立て直しに取り組みたいという考えを示しました。
参議院選挙の開票作業は順調に進んでいます。
自民・公明両党は、過半数に必要な63議席を大きく上回る議席の当選が確実となり、さらに議席を増やす勢いで、衆参のねじれが解消されることになりました。
また、自民・公明両党は、非改選を含め、与党で参議院にある17の常任委員会すべてで委員長を出したうえで、野党側と同じ数の委員を確保できる「安定多数」の129議席を確保しました。
安倍総理大臣は、NHKの開票速報番組で、「安定した政治のなかで経済政策を前に進めてほしいという大きな声を頂いた。政治をしっかり前に進めていきたい」と述べました。
一方、民主党は、大阪や三重で議席を確保できないなど44の改選議席を半分以下に減らし、20議席を割り込む可能性もあり、平成10年の結党以来最も少ない獲得議席となるのが確実です。
これについて民主党の海江田代表は、NHKの開票速報番組で「3年3か月の政権運営のなかで失望を招くことになり、失望感が拭われていないことが大きな原因だと思う」と述べました。
そのうえで、海江田代表は「国民の信頼を得るための努力は道半ばであり、続けたい」と述べ、引き続き代表として党の立て直しに取り組みたいという考えを示しました。
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