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アイリスオーヤマ、宮城・亘理に精米工場 来春稼働目指す

 アイリスオーヤマが、コメ流通事業への本格参入に向けた拠点となる精米工場を宮城県亘理町に建設する方針を固めたことが19日、分かった。当初、仙台市東部への立地を目指したが、用地不足で計画を変更した。来春の稼働を目指し、近く土地を所有する同町と立地協定を結ぶ。
 建設予定地は、同町江下の町中央工業団地内の約5.3ヘクタール。今後、造成工事に本格着手する見通し。当初来年2月としていた稼働時期はずれこむ可能性が高い。
 事業計画では、コメの鮮度を保ったまま出荷できるよう、新工場には低温精米機能を持たせる。アイリスのプラスチック加工技術を生かし、パックに小分けして全国の大手スーパーやコンビニエンスストアに出荷する。
 コメ事業は、アイリスと農業生産法人舞台ファーム(仙台市)がことし4月に設立した新会社「舞台アグリイノベーション」が主体となる。工場運営も同社が担う。
 アイリスオーヤマ広報室は「現時点で正式決定しておらず、コメントできない」としている。


2013年07月20日土曜日


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