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除染、働けず自腹待機 民家に20人、現場は人手不足

写真:古い家で寝泊まりする男性たちに与えられたのは布団と、電気、水道だけだった=5月16日、福島県二本松市拡大古い家で寝泊まりする男性たちに与えられたのは布団と、電気、水道だけだった=5月16日、福島県二本松市

 【藤原慎一、高橋尚之】東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、福島県で進む除染。九州や中部から集められた男性20人が仕事を与えられないまま1カ月以上、空き家に留め置かれ、失意のうちに去った。除染事業の現場では求人難にもかかわらず、雇用のミスマッチが起きている。

 福島県二本松市。線路沿いに、築50年近い木造2階建ての民家がある。4月下旬以降、六つの6畳間に、21〜65歳の男性が多いときで20人暮らしていた。

 男性たちは、除染作業員として働くために九州や中部から集まった。「日当1万7千〜2万5千円に、寮と3食がつく」と言われ、仕事をやめてきた人も、兄弟や後輩を誘ってきた人もいる。

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