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派遣団きょう出発 福島市ベラルーシ視察交流事業

 福島市のベラルーシ視察交流事業派遣団は20日、ベラルーシとウクライナに向け出発する。旧ソ連(現ウクライナ)で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故で深刻な被害を受けた地域を訪れ、食の生産から消費までの安全確保対策を学ぶ。
 佐藤俊市郎市教育長を団長に、公募に応じた市民11人を含む39人が参加する。東京電力福島第一原発事故からの復興に向け市が主催し、農業者や会社員、学生らが選ばれた。
 派遣団は市場での食料の安全性表示方法、農場での放射線量測定、家庭における食の安全性確保などの取り組みを視察する。国の研究機関を訪れ、地元住民と意見交換する。27日に帰国する予定。
 福島民報社から鈴木仁記者が同行する。

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