ミドルリスクのおすすめ資産運用

株式投資や外貨預金は金融商品としてはポピュラーなものです。株式投資については選ぶ銘柄によってはローリスクになったりハイリスクになったりもし ます。またミニ株や株式投資信託など商品数も多く様々な考え方ができるので、ここではミドルリスクの資産運用として紹介しています。

株式投資や外貨預金についてはご存知の方も多いと思いますが、インフレに強いと言われここ数年注目を浴びている金投資と、意外と知られていない不動 産投資信託を加えてみました。不動産投資というとJリートが代名詞のようになっていますが、元本の安全度が高い新しいタイプの商品も登場し、人気を高めて います。

株式投資での配当は多くても5%、外貨預金は高金利と言えども豪ドルでも3%程度でこれに為替手数料が引かれます。金には配当金や利子はありません から、5~6%の利回りを期待できる不動産投資信託は無視できない存在になっています。特に「みんなで大家さん」は、元本保証ではありませんが元本保全シ ステムを備えた安全性の高い商品で、低金利の傾向がある中で6%の実績があり、今後も期待できる資産運用法です。

ミドルリスクの商品はハイリスクな商品ほどではないですが、ローリスクの商品よりリターンもありますから、これから資産運用を始めようという方には最も適していると言えます。

不動産投資信託の仕組み

不動産投資信託の代名詞となっているのがJリート(J-REIT)ですが、これは不動産を所有・運営するために設立された特別な法人を経由して間接 的に不動産投資をするものです。株式市場と同様に東京証券取引所に不動産投資信託市場が開設され、30社くらいの投資法人が上場しています。こうした投資 法人が不動産を運用益を投資家に分配する仕組みになっています。

不動産投資を個人が直接行うと対象の不動産によっては膨大な資金が必要になりますが、こうした仕組みを利用すれば少額での投資も可能になるのが魅力です。元本保証はないものの利回りが比較的安定(現在も5%前後)しているので一時期大変な人気となりました。

Jリートは不動産を対象としますから、賃料下落や空き室のリスクがあります。また運用資金は投資家から集めたものだけでなく金融機関からの借金もあるため金利が上昇すると運用が厳しくなったり、他の金融商品との比較優位性が低下する可能性もあります。

リーマンショック以降、それまでの人気は陰りリート離れが進んでしまいました。今後は投資法人の安定性を見極めて慎重に選ぶことが重要になってくるでしょう。

情報が豊富で初心者が始めやすい株式投資

購入した株の価格が上がったときに売れば売却益を得ることができて、その他に株式の配当や株主優待などを受けることができるのも魅力の一つになっています。

株価は経済状況や国債情勢、企業の業績などによって変動しますが、新聞やテレビ、インターネット等から情報が集めやすいという点で、投資初心者でも 比較的始めやすい資産運用です。またミニ株などを利用して少額でも投資ができたり選択の幅があるので簡単にはじめることが可能です。

最近ではインターネットでの取引が整備されているので、売買もスピーディに手数料も安く利用できるようになりました。こうした環境の中、一日中パソコンの前で売り買いを繰り返すデイトレーダーと呼ばれる人たちも出現しています。

株式投資を始めると、世の中の動きに敏感になりますので、投資で儲けること以外に自分にとってプラスになる副産物的な効果もあります。

「高金利」+「為替差益」が魅力の資産運用

外貨預金の魅力の一つめは日本に比べてかなりの高金利だということでしょう。2011年2月15日現在(預入金額50万円、預入期間1年)、米ドル が0.11%、豪ドルなら3.31%程度ですから目を引くのも当然です。高い金利で資産を増やしていき、最後に円に戻すのが基本的な仕組みです。

二つめの魅力は、為替差益で儲けることができることです。円高の時に外貨に換えて預けておき、円安になったら円に戻せばそこに利益が生まれるので す。今はドルが円に対して弱含みでも、将来は円が安くなる可能性があると考えれば外貨預金は高金利にプラスしたメリットになります。

外貨預金には外貨定期預金と外貨普通預金があります。外貨普通預金はいつでも外貨にしたり円に戻したりすることができますが金利は低くなっています。高金利をアピールしている商品のほとんどは外貨定期預金と考えてよいでしょう。

為替は短期間での動きはそれほど変動しない性質がありますので、外貨預金を始める場合は長期的に考え「金利」と「為替」をしっかりおさえておくことが大切です。

政治・経済の影響が少なく、希少性の高い金投資

例えば株式投資では会社が倒産してしまうと紙くずになってしまいますが、金はそれ自体に価値がありゼロになってしまうことがありません。また、『有事の金』と呼ばれるように加えてインフレに強く、政治や経済の影響を受けにくい資産運用と言われています。

サブプライムローン問題に代表される金融危機による信用不安が起きている中で、普遍的な信用をもつ金に注目が集まっているというわけです。さらに金 は資源としての希少性があり、今後数十年で枯渇するのではないかと言われていていることも、先高感を強めている要因の一つです。

以上のような性質があり、株価と逆の動きをすることも多いことから、ある程度資産を持っている方がリスクヘッジで運用する場合も多いようです。

 

 

 

 

 

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