起床後すぐに起きられない人は多いのではないでしょうか? 起きなくてはいけないとわかっていても、快適なお布団からはすぐに離れたくないのが本音ですよね。
ギリギリまで寝ていると怠惰な気持ちになり、どこか後ろめたいものですが、実は10分程度の二度寝は体によいといわれているのをご存じでしたか?
ただし、それにはコツがありました。今回は”正しい二度寝”の方法をご紹介します。
■二度寝は浅い眠りにとどめる
ストレスに対抗できる働きをもつホルモン、コルチゾールは起床の直前から分泌が盛んになり、起きると徐々に減っていきます。
実は目覚めてから10〜15分程度横になっている、つまり短時間の二度寝をすると、このホルモンが全身に行き渡り、些細なことではストレスを感じにくい体になっていけるのです。
ただし30分以上の二度寝をしてしまう場合は、夜の睡眠の質が落ちている可能性があるので注意しましょう。
■正しい二度寝の4ヶ条
・一度目が覚めたらカーテンを開けるなどして部屋を明るくする
・ちょうどいい室温を保っておく(16〜19℃)
・一度布団から出た朝は寝床に戻らない
・自然に目が覚めるまで寝てみる(まずは休日に試してみる)
効率的にコルチゾールが体に行き渡るようにする二度寝は、夜の睡眠とは違うことを覚えておきましょう。布団から出て体を動かしたのに、また寝床に戻ってしまうのは体が目覚めた状態で眠ろうとするので逆効果です。
目覚ましなどかけずに、10〜15分程度で自然に目が覚めるのが理想的です。平日にやってしまうと万が一寝過ごしたときに遅刻をしてしまうので、休日から始めてみてください。
■休日に寝だめする人は要注意
休日はつい寝だめをしてしまうという人も多いことでしょう。しかし、いつもより3時間以上長く寝てしまう人は、日頃の睡眠が足りていない可能性があります。
勤務日の睡眠を、たった15分〜30分延長するだけで解消される場合もあるので、ぜひ試してみてください。
いかがでしたか? 人生の1/3は眠っているといわれるだけに、質の良い睡眠を効率的にとりたいものですね。
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