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シンドラーのリスト 競売に
7月20日 17時26分

シンドラーのリスト 競売に
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第2次世界大戦中、ナチスドイツの占領下にあったポーランドで、ドイツ人の実業家が、多くのユダヤ人の命を救うために作成した「シンドラーのリスト」が、インターネットの競売にかけられることになり、世界的に関心が集まっています。

アメリカのインターネットオークションのサイトで19日競売が始まったのは、第2次世界大戦中、占領下のポーランドで、ドイツ人の実業家、オスカー・シンドラー氏がナチスによる迫害からユダヤ人を守ろうと作成した文書で、「シンドラーのリスト」として世界的に知られています。
もともとはナチスと関係の深かったシンドラー氏がアウシュビッツ強制収容所での虐殺の実態を知り、自分の工場で働かせると偽ってユダヤ人の名前を次々とリストに掲載し、1000人余りの命を救いました。
「シンドラーのリスト」は20年前、スピルバーグ監督が映画化して有名となりましたが、文書の実物は、これまでイスラエルとアメリカの博物館でのみ所蔵されているとみられてきました。
入札は300万ドル、日本円で3億円余りから始まり、日本時間の今月29日に締め切られることになっていますが、第2次世界大戦中の史実をいまに語り継ぐ文書を誰が手にするのか、世界的に関心が集まっています。

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