集合写真で並んで撮られる新人3人。(左から)ヤクルト・小川、阪神・藤浪、巨人・菅野=札幌ドーム(撮影・今野顕)【拡大】
ピッタリくっついてストレッチを行った旧知の前田健(広島)に連れられ、田中(楽天)にあいさつ。坂本(巨人)、内川(ソフトバンク)が加わり、黄金ルーキーの周囲に人だかりができた。20日の第2戦(神宮)では、3番手でマウンドに上がる予定。ストレート勝負と、先輩斬りに意欲を見せた。
「直球勝負もいいんじゃないですかね。大阪桐蔭の先輩と対戦したいです。中田さん? 西岡さんのところへ、二塁ゴロに打ち取りたいです」
日本ハムのD1位・大谷翔平投手(花巻東高)がこの日、全13球150キロ超え。自身プロ最速タイの157キロをマークした。ベンチで白い歯をこぼし、見守った。
「直球で勝負していましたし、見ていても楽しかったです。打席に入らないとわからないですけど速かったと思います」
次は藤浪の出番だ。マウンドで、その輝きを見せつける。一瞬たりとも目を離せない。 (長友 孝輔)
(紙面から)