2013.7.20 05:04(1/2ページ)

大胆予告!虎・藤浪、中田翔を二ゴロ斬りや/球宴

前田健(右)と並んで笑顔の藤浪。阪神ベンチよりリラックス!?(撮影・鳥越瑞絵)

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 マツダオールスターゲーム第1戦(全パ1-1全セ=九回引き分け、19日、札幌ドーム)グルグルと腕を回し、声を張り上げた。藤浪(阪神)の“球宴デビュー”は、マウンドではなくベースコーチだった。七回、中村(DeNA)の同点打に一塁脇で大興奮。試合に出ずとも輝きを放った。

 「あそこはランナーの判断だったので、一応、腕は回していましたけど(中村さんは)見ていなかったと思います」

 少し小さなヘルメットをかぶった。野球人生でも「あまりなかった」と振り返るコーチャー役。中村は二塁でアウトになったが、ともに攻めた結果。19歳の口は「行け、行け!」と発しているように見えた。

 ベンチでは三浦(DeNA)らと談笑。通算158勝のハマの番長からは助言を授かった。前人未到の通算367セーブを誇る岩瀬(中日)に誘われ、1対2でキャッチボールを行った。三浦はこの日投げたスローカーブを、岩瀬は伝家の宝刀スライダーを、惜しげもなく投げてくれた。19歳は「若いので、思いっきりなげることしか取りえがないので」と触発され、剛球で返した。2人の大先輩には「しっかり走り込んで練習しろよ」と王道を説かれた。

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