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2013年7月19日(金) 19:05 |
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山崎断層 地震引起こす確率上がる
岡山県と兵庫県にまたがる山崎断層帯が地震を引き起こす確率について地震調査委員会は、新たな調査結果を発表しました。 確率は、一部でこれまでより上がっています。
山崎断層帯は、岡山県北の鏡野町から兵庫県三木市に至る活断層帯です。 トレンチ調査などを行って、断層の活動周期などを見直しました。 その結果、西暦868年に大地震を起こした山崎断層帯の中央部は、想定される最大の地震がマグニチュード7・7で、向こう30年に発生する確率はこれまでより上がって、最大1%に修正されました。 前回の調査より、10年経過したためです。 一方、南東部では最大0.01%と低く修正されました。 北西部にあたる、岡山県北の那岐山断層帯では、最大0.1%で、前回とほぼ変わりありません。 委員会では、数値は断層全体が動く地震の確率であり、断層の一部による地震でも被害は出るとして、十分な対策を呼びかけています。
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