冷夏10年周期説???
森田です。 梅雨の季節を迎え、中国や台湾の大雨が話題になっています。 またニュースによると、南米ペルーでも大雨が降ったようです。 今朝のラジオ(日本全国八時です)でもお伝えしたのですが、 この南米(ペルーやチリ・コロンビアなど)の大雨は、 過去の例からすると、エルニーニョ現象(東部太平洋の海水温上昇) の前兆として起こる事が多いように思われます。 気象庁のエルニーニョ監視速報では、エルニーニョ現象の 発生の可能性に言及しつつも、現時点では、 「平常の状態が続く可能性の方がより高い」としています。 しかし私は、個人的には今後エルニーニョ現象が始まって、来年は 冷夏になるのではと考えています。 この夏の事をさておいて、来年の事を言うのは気が引けますが、 どうも気象(自然)には周期というものがあって、どういうわけか 近年は10年起きに冷夏になっているからです。 例えば、東日本の夏(6月〜8月)の平均気温を見ると、 1983年 ー0.6度 1993年 −1.5度 2003年 −0.6度 となっています。 ということで、来年(2013年)は、周期からいくと、 冷夏ということになります。 もちろん、事例が少なくて、科学的裏づけがある予測では ありません。しかし、いずれの年もエルニーニョ現象と 関連していることから、案外、的を射ているかも知れないと、 思う次第です。 詳しいデータは以下へ(気象人) |