◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
◆マツダオールスターゲーム2013第1戦 全パ1―1全セ(19日・札幌ドーム) 札幌ドームが「大谷劇場」と化した。日本ハムの二刀流ルーキー・大谷が5回から登板し、プロ最速タイの157キロをマークして1回を無失点。6回の左翼守備では二塁へノーステップ送球を披露。打撃では無安打に終わったが、19歳ながら存在感を発揮した。試合は1―1で引き分け、全パが通算78勝73敗10分け。MVPは3回無失点の巨人・沢村が受賞した。第2戦は20日午後6時5分から神宮球場で行われる。
セ・リーグナインの拍手に送り出されて、沢村が一塁ベンチを飛び出した。3回2安打無失点で巨人の投手では84年の江川卓以来、29年ぶり2人目の球宴MVPを獲得。投手では難しいとされる快挙を達成し、お立ち台で「楽しかったです。直球が多かったですけど打ち取れて良かったです」と声を弾ませた。
全力を出し切った。3回から同じ88年組の前田健の後を受けて登板。先頭の陽を3球三振に打ち取り、看板直撃の一発を浴びた交流戦の雪辱を果たした。5回まで全30球中、25球が直球で最速は152キロをマーク。3三振を奪った。「(球宴では)先発投手ではないので思い切り投げました」と充実感を漂わせた。
球宴はプロ1年目の11年以来2度目だが、もともと大舞台でも動じないタイプ。「試合で緊張することはないんです」。試合前には、初出場の菅野らに球宴ならではのタイムスケジュールを伝え、前田健らとは積極的に交流した。「(2回1失点だった)1年目は緊張して周りが見えていませんでしたが、いろいろな選手と話もできて楽しめたと思います」と独特の雰囲気を満喫した。
前半戦は4勝6敗ながら、防御率はリーグ2位の2・46。後半戦はさらなる活躍が期待される。原監督も「このところの良さを出せていた」とたたえた。「(MVPを)もらえるとは思っていなかった。賞金? 自分で使うかどこかに寄付するかこれから考えます。大谷くんはすごいスピードボールを投げていた。素晴らしい選手だと思いました」と二刀流ルーキーに刺激も受けた剛腕。夢の舞台で確かな成長を示した。
◆84年〈3〉戦(ナゴヤ)の江川 1点をリードされた4回から2番手で登板。4回は福本、簔田、ブーマー。5回が栗橋、落合、石毛。6回も伊東、クルーズと8連続奪三振。71年〈1〉戦江夏以来の9者連続三振目前となったが、9人目の大石にカーブを合わされて二ゴロ。しかし9人をパーフェクト投球。全セも逆転し、勝ち投手となりMVPに輝いた。
(2013年7月20日06時02分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)
リンク