NTTドコモ:「ツートップ戦略」誤算 6月契約純減
NTTドコモは19日から、従来型携帯電話をスマートフォン(多機能携帯電話)に買い替える際に約5000円の値下げを始めた。ソニー製と韓国サムスン電子製の2機種に絞って大幅に値引きする「ツートップ戦略」で、5月は新規契約数から解約数を引いた純増数を伸ばしたものの、6月は純減に転落。他社への流出に歯止めがかかっていないため、値引きをツートップ以外にも拡大し、顧客引き留めを図る。一方、ツートップ戦略の影響でNECがスマホ撤退を検討するなど、メーカーは事業戦略の見直しを迫られている。 続きを読む