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事件
東電社長、村議会に説明 柏崎刈羽の安全審査申請
2013.7.17 10:59
東京電力の広瀬直己社長は17日午前、新潟県刈羽村議会を訪れ、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働に向けた安全審査の申請方針について同議会に説明した。
地元の理解を広め、申請準備を早期に進めたい考えで、午後には柏崎市議会を訪れる。
安全審査の申請については、広瀬社長がすでに5日に泉田裕彦新潟県知事らに説明した。知事は「地元に説明しないまま、なぜ急いで申請を決めたのか」と強く批判し、物別れに終わったが、会田洋柏崎市長と品田宏夫刈羽村長は一定の理解を示していた。
広瀬社長は村議会で、原発の新規制基準で義務付けられているフィルター付きベント設備の設置計画についても説明。設備は、事故時に原子炉格納容器の圧力を下げるため、放射性物質を減らした上で蒸気を外部に放出する。会田市長と泉田知事は、安全協定に基づき、設置前に地元に了解を取るよう求めていた。
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