オレだけを見ろ!蝶野ポーズを決める興毅=東京・後楽園ホールで(竹下陽二撮影)
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WBA世界バンタム王者亀田興毅の7度目の防衛戦でプロレスラーの“黒のカリスマ”蝶野正洋(49)がリングアナウンサーを務めることが18日、発表された。
V7戦にボクサーとしての進退をかける興毅に強力援軍だ。
「俺の希望。3、4年前からの知り合い。どうしてもやってほしかった。絵になるだろうし、ごっついカリスマのある方だから」
興毅自身、進退をかけた一戦。4月の前回防衛戦は判定勝ちだったが、ふがいない内容にリング上で涙ながら土下座してファンにわびを入れた。同じようなことがあったら、グローブを置く覚悟をひそかに決めている。
闘魂三銃士の1人、蝶野が「リングアナはデビュー戦になりますが、力いっぱいコールします。闘魂を全国に見せてほしい」とエールを送れば、興毅も「俺も闘拳やしな。スカッと勝って和毅、大毅の世界戦につなげたい」とキッパリ。この日は予備検診が東京・後楽園ホール内であり、王者・挑戦者とも異常はなかった。 (竹下陽二)
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