観光有料道路:25日から無料 福島の3道路
毎日新聞 2013年07月19日 08時00分
東京電力福島第1原発事故による風評被害が続く福島県は、磐梯山系を横断する三つの観光有料道路について、25日から一般県道とし、通行を恒久的に無料とする。国が許可していた通行料の徴収期間が終了するため。県は東日本大震災後、特例措置として3道路を無料化していたが、さらなる観光客の呼び込みを図り、復興につなげる考えだ。
磐梯吾妻道路(通称スカイライン)=28.7キロ▽磐梯山有料道路(同・ゴールドライン)=17.6キロ▽第2磐梯吾妻道路(同・レークライン)=13.1キロ。日本道路公団が1959〜72年に供用を開始。78年に県道路公社に移管。国は99年、3道路の徴収満了日を一本化して「2013年7月24日」と定めていた。【栗田慎一】