中核派活動家に有罪判決 大飯原発警備員への傷害罪関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)の敷地内で昨年6月、点火した発炎筒を警備員に押しつけてけがを負わせたとして傷害罪などに問われた中核派活動家川崎二男被告(61)=静岡市駿河区=に福井地裁は17日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。 事件があったのは3号機の原子炉が再起動した昨年7月1日の前日で、付近では抗議活動が行われていた。 鵜飼祐充裁判長は判決理由で「発炎筒は危険性が高く、被害の責任は重い。警備員への脅迫や暴行は再起動阻止につながるものではなく、正当行為とは言えない」と指摘した。 【共同通信】
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