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「くるくるワイドおべんきょうノート」一覧&ご注意***
昨日
もしレバレッジ1倍のくるくるワイドなら…なんて話をつらつらとしてたわけですが、根本的に間違ってました。
だってレバ1倍ならロスカットしないじゃない。ということは、仮想ポジションで55円と見立てる必要なんかないわけで。
豪ドルが0円に近づかなきゃー死なないわけです。
だいいち、豪ドルが0円に近づくようなおそろしい状況になってたら、たぶんFXなんかの心配してる余裕ないような事態じゃないですか?
どんなに含み損が膨らんでも、決済しない限りマイナスにはならない。買いスワップが貯まる。
取引停止に陥るほど下落したら…私そのころきっとFXやってない。
あ、ところで何度も出てくる、私の心酔している仮想ポジションという考え方も載ってる魚屋さんの記事はこちらです。くるくるワイドについてひとつにまとめられている記事ですね。
http://0141swap.blog45.fc2.com/blog-entry-1175.htmlぶっちゃけどこにその記事があるかをまた探すのが面倒で記事にリンクしてませんでした。
誤解があるといけないので何度でも言いますが、これは私のおべんきょうノートですんで、考え方の間違いや誤字脱字たくさんあります。教科書は魚屋さんのブログなのでそちらを読んでくださいね。
話を戻して、と…
ロスカットの心配がないスワップポジションと、上昇時に含み損を相殺できる同数のショートトラップ、この組み合わせがくるくるワイドの強みなんですよね?
55円までは割られないだろうという想定の下、55円までの下落を織り込んでポジションを取るのが仮想ポジションの考え方だったわけですが…
レバ1倍で、最悪の事態にその外貨預金的な証拠金を失ってもあきらめがつくのであれば、もう現行レートでレバ1ロングしたらいいんですね。
前の記事の想定損失額27,000円とかいらんいらん。
0円になったら82,000円まるごと失うっていう覚悟だけしとけってことになります。
あ、でも多分ロスカットルールで0円になる前に強制決済かな?
どっちにしろ最大82,000円の損失で済みます。
てことで、ロングの心配はなくなりました。
単純にレバ1倍分の証拠金だけ用意しましょう。
で、ショートですね。
ショートもすべて82円より上でロングと同数ならば、上昇しても含み損は相殺され続けます。
ここで前回の間違いその2。
82円より上で同数ショートトラップ。
もしこれをやるなら、ショートの証拠金は82,000円ではありません。もっといりますね。
平均レートは確実に82円を超えるわけですから。
ねもどんさんから頂いたコメントにあるような、82円ロングを挟んで上下に同数(500通貨ずつ)であれば平均82円として、82,000円、ですが…さらにここで勘違いしていました。
「もし下落してずらずら~っとすべてのショートをひっかけてそのまま上昇したとしても含み損は相殺される」ってことを言おうと思ってたんですが、82円スタートで最初から下落した場合は途中で決済される玉があるので、1,000通貨分すべて約定するってことは起こらないんですよね。
82円スタート、上昇し続けてすべてのトラップをひっかけて、決済されるほどの下落がなく上昇し続けるようなことが万が一あったら…
その時はトラップ幅に合わせた、たとえば82~91円の間に100通貨を1円刻み10本としたら、平均レート86.5円で全部約定させるわけだから、86,500円の証拠金が必要ですね。やっぱちょっと高い。
むしろ下落してる時の方が確定益を貯めやすくていいのかもしれません。
複利でロングを増やす時も、少ない証拠金で建てられるし。
あとで上昇したときに大勝ちできそうじゃないですか?
さてさてここで、ねもどんさんに指摘された【実質レバレッジ】。
正直、この程度の計算も全然できませんw
ちょっと検索してみると、よさそうな記事が…おや、こちらは以前nanoの2万通貨上限の話のときに優夢さんが紹介してくださったところかな?
1000通貨MT4トラリピと異業者両建て!こちらのブログのこの記事です。
http://blog.livedoor.jp/tryjpychart/archives/51236091.htmlこちらに書いてある計算式だと、
実効レバレッジ=建て高÷純資産ふむふむ、わかりやすいですぞぉぉガチャピン!
建て高というのはつまり、豪ドル82円で1,000通貨ロングした場合、82,000円分ですね。
そして純資産、たとえば1万円しか持っていなかったとします。
すると本来なら買えないはずの82,000円分の1,000豪ドルを、FXでは買えてしまう。
これをレバレッジというわけですから(めちゃ基礎的な話だなぁでもそれが大事)、
82,000 ÷ 10,000 = 8.2(倍)
わかりやすい数字で計算したのでわかりやすいですね。
ではここでやっと、ショートトラップの実質レバレッジを計算したいと思います。
100通貨を50銭刻みで1円利確。ま、わかりやすくするために1円刻み1円利確にしときましょ。
あれ、これって82円時点ではショートするのかな…とりあえずしますね?
82円で1本約定したショートが、81円で決済されました。そして81円で次の1本が約定してます。
82円時点で、証拠金8,200円を使ってレバ1倍のショート。
81円時点で、証拠金8,200円+確定益100円が手元に戻ります。このとき、81円で約定したショートは、証拠金8,100円です。余剰200円。
8,100 ÷ 8,300 = 0.975… ?
あれ、合ってます?これでいいのかな…?
実際には上下に張り巡らすトラップのための証拠金がもっとあるので、さらに低いレバレッジになりますよね。考え方は合ってるような気はするんですけど…はて?
自信がありません。
こんな感じでいいんでしょーか?
ロングは含み損が出ますけど、0円付近まで大丈夫だし。
かなりリスクは低くなりそうですね。
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くるくるワイドには、リスクがないわけではありません。
始める方は魚屋さんのブログをよく読んで理解してから挑戦しましょう!私もがんばります!