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「被害者でなかった」日テレ謝罪7月19日 16時5分
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日本テレビは、情報番組の中で詐欺の被害を受けたとして紹介した男女2人が実際には被害者ではなかったことが分かったとして、19日、番組の中で謝罪しました。
日本テレビによりますと、去年2月と6月に朝の情報番組「スッキリ!!」の中でインターネットを使った詐欺被害の特集を放送し、20代の女性と40代の男性を被害者として紹介しインタビューを放送しました。
今月になって、外部から指摘を受けて社内で調査したところ、2人は実際には被害者ではなかったことが分かったということです。
日本テレビによりますと、2人は番組の取材を受けた奥野剛弁護士の知人で、奥野弁護士から被害者を装って取材に応じるよう依頼されていたということです。
番組のスタッフは、被害者ではないことに気付かなかったということで、日本テレビは、19日朝に放送された同じ番組の中で、「十分な裏付けを取らずに放送した」と謝罪しました。
日本テレビは「チェック体制を強化するなど再発防止に努めていきたい」とコメントしています。
日本テレビの調査に対し、奥野弁護士は「自分の判断でやったことで、ご迷惑をおかけした」と話しているということです。
奥野弁護士の事務所は、NHKに対して「取材には応じられない」としています。
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