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〔外為マーケットアイ〕ドル100.08円付近、生保協会長の発言には反応薄

2013年 07月 19日 16:29 JST
 
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[東京 19日 ロイター] -

〔外為マーケットアイ〕

<16:25> ドル100.08円付近、生保協会長の発言には反応薄

ドル/円は100.08円付近で小動きが続いている。生命保険協会の佐藤義雄会長(住友生命保険社長)は19日の会見で、生保各社は外債投資を大幅に増やすことは考えていないと思うと述べたが、反応は薄い。

財務省が19日発表した7月7日―7月13日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)では、国内勢の外債(中長期債)投資は1兆1057億円の買い越しとなった。買い越しは2週連続。取得額は5兆6228億円にのぼり、2005年1月に現行の形式で統計を取り始めて以来、過去最大となった。

市場筋によると、米金利が押し目買いを入れやすい水準まで上昇していたことから、主に銀行が買いを入れたとみられている。

<15:02> ドル/円一進一退、国内政治の安定をネガティブにみる向きも

ドル/円は100.07円付近。100円ちょうどを挟んで一進一退となっている。

大手商社の関係者は、参院選で自民・公明両党が勝利すれば成長戦略が円滑に推進されるとの期待が高まるため、初期反応としてはドル/円は買われると予想している。

ただ、強化された政権基盤のもとで消費税引き上げが行われれば国内景気は停滞する可能性があるため、「政治の安定をネガティブにみる向きもある」とする。材料出尽くしで円高に振れるシナリオも想定できるため、きょうのドル/円の調整は選挙後の円高展開を警戒する向きが先んじて円を買い戻したことによるものとの見方を示している。

<13:58> ドル100円付近、FRB議長発言後の上下動で参院選後は動意薄との予想

ドル/円は100.09円付近。株安に伴うドルロングの解消で99.80円まで下落、仲値付近でつけた高値100.87円から1円を超す下げを記録したが、足元では落ち着いた値動きとなっている。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演や議会証言でドル/円が上下に大きく振らされた結果、ポジションはだいぶ軽くなっており、「以前のように2円、3円下がる展開は見込みにくい」(大手邦銀)という。一方で、100円を割れても目新しさがないため、買い意欲が出るわけでもないという。

この大手邦銀の関係者は、参院選の結果を受けた来週冒頭のマーケットでドル/円が大きく動くとは予想していない。バーナンキFRB議長の発言に伴う上下動が参院選後の神経質な値動きを先取りする格好になったとみている。「自民党が勝っても、すぐに『次の矢』を打ってくるわけではない」との読みもドル/円の値動きを鈍くするという。

同関係者は参院選後、ゆっくりと円安が進むと予想する。安倍政権の安定化、日銀の緩和策がうまくいっていること、米景気の順調な回復が円安基調を支えるとみている。

<12:16> ドル一時100円割れ、株安でドルロング解消

ドル/円が一時100円割れとなり、99.95円まで下げた。日経平均 の下落でドルロングの解消が進んでいるという。ドルロングの手じまいは対ユーロでも進み、ユーロ/ドルは1.3151ドルまで急伸した。

ただ、ドル/円の100円割れは続かず、すぐに100円台に浮上した。100.15円付近で推移している。「参院選を前に円買いで週末を越える向きはいないだろう。海外時間にかけて値を戻すとみている」(邦銀)との声が出ている。

<11:21> ドル100.40円付近、株が落ち着けば買い意欲強い

ドル/円は100.40円付近。日経平均株価の下げ幅が一時400円に迫ったことで、短期筋の投げが出て、100.20円まで下落したが、日経平均の下げ幅縮小とともに買い戻されている。

市場では「100.20円から下では買いが入っている。参院選を控え、ロングにしておきたいところも多く、株が落ち着けば買い意欲は強い」(大手邦銀)との声が出ていた。

<10:55> ドル100.35円付近、自民単独過半数なら短期的なリスクは上下両方向に

ドル/円は100.35円付近。日経平均株価が下げ幅を縮小させたことで、やや買い戻されている。

市場の関心は21日投開票の参院選に向かっており、自公で過半数獲得というのがコンセンサスとなっている。その場合は現在の相場をサポートするとみられているが、自民党が単独過半数を獲得した場合は短期的なリスクが上下両方向に存在するとの見方が出ている。

JPモルガン・チェース銀行債券為替調査部チーフFX/EMストラテジスト、棚瀬順哉氏は「自公での過半数獲得はほぼ織り込み済みであり、経済政策は基本的に現状路線追認となるとみられることから、市場への影響は限定的だろう」と指摘。ただ、自民党が単独過半数を獲得した場合は、1)政治基盤が一段と強化されることで成長戦略のモメンタムがさらに加速するとの見方が強まれば、日経平均の一段の上昇につながる可能性がある(円にとってはネガティブ)、2)政府が右傾化を強めるとの懸念が高まれば、株価にネガティブに作用して、円の買い戻しが加速する可能性がある──と両サイドの見方を示した。もっとも「現実的には、自民党が単独過半数を獲得しても、政府は安全保障問題については当面慎重なスタンスを維持する可能性が高い」として、「仮に株安・円高に傾いたとしても長続きしないだろう」と予想している。

<10:32> ドル100.20円まで下落、日経平均下げ幅拡大で円買い戻し

ドル/円は100.31円付近。前日のニューヨーク市場の高値100.66円を上抜けたことで買いに弾みがつき、一時100.87円まで上昇したが、仲値公示の通過後に押し戻された。一時100.20円まで売られた。

外資系証券関係者によると、日経平均株価の下げ幅が拡大したことが意識されているという。

<09:33> ドル100.75円付近で堅調、国内勢の外債取得は過去最大

ドル/円は100.75円付近。一時100.82円まで上昇、堅調な展開になっている。

財務省が19日発表した7月7日―7月13日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、国内勢の外債(中長期債)投資は1兆1057億円の買い越しとなった。買い越しは2週連続。取得額は5兆6228億円にのぼり、2005年1月に現行の形式で統計を取り始めて以来、過去最大となった。買い越し額は2012年9月23日─29日の週(1兆5424億円の買い越し)以来約10カ月ぶりの大きさとなる。

市場筋によると、米金利が押し目買いを入れやすい水準まで上昇していたことから、主に銀行が買いを入れたもようだ。一部資金は欧州債にも向かったという。

参加者からは「4─6月期に相当ポジションが落ちていたので、それを復元する動きだろう」(国内証券)との声が聞かれた。

<08:19> ドル100.54円付近、個人投資家は100円半ばはいったん売りスタンス

ドル/円は100.54円付近。株高に対する期待感もあり、一時100.61円まで上昇したが、足元ではやや押し戻されている。

上田ハーローの吉松武志氏によると、個人投資家の注文状況は101円までは断続的に売りが入っているが、それほど大きくないという。一方、101円台での売りは厚い。

吉松氏は「バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言以降、ドルの先高観が出てきてはいるものの、急速に上昇するような状況にもないため、直近高値の100円ミドルではいったん売りのスタンスにあるようだ」と話していた。

<07:55> きょうの予想レンジはドル100.00―101.00円、日経平均にらみか

ドル/円は100.54円付近、ユーロ/ドルは1.3109ドル付近、ユーロ/円は131.87円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が100.00―101.00円、ユーロ/ドルが1.3060─1.3160ドル、ユーロ/円が131.00―132.30円。

前日のニューヨーク市場で、ドル/円は上昇。この日発表された米経済指標が堅調だったことからドル高/円安に傾き、一時7月10日以来の高値となる100.66円まで買い進まれた。米金利上昇や米株が史上最高値を更新したこともサポート要因となった。

参院選前の最大のイベントリスクとして警戒されていたバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を無事通過したことで「ドル買い/円売りに安心感が出ている」(国内金融機関)という。

もっとも、この関係者は東京市場については「参院選で与党圧勝の勢いにあることや、ファンドが円売りを仕込んでいるとの話もあり、ドル/円は売りにくいムードにあるが、週末で利益確定や調整的な動きも出やすい。日中は日経平均をにらみながら、100円半ばを中心にもみあうのではないか」(国内金融機関)と慎重な見方を示していた。

 
 
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自民圧勝なら株価一段高も

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*統計に基づく世論調査ではありません。