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もんじゅの活断層「すぐ結論出ない」7月18日 19時50分
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福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で、国の原子力規制委員会の専門家会議が、17日に引き続き現地調査を行い、島崎邦彦委員は「すぐに結論が出る状況ではない」と述べ、活断層かどうかの判断には時間がかかるという見通しを示しました。
現地調査を行ったのは、原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家の合わせて4人です。
調査2日目の18日は、もんじゅの南東側にあり、活断層の可能性が指摘されている「L2リニアメント」と呼ばれる地表の割れ目を中心に調べ、午前中はその延長上に当たるもんじゅの北側の海岸で同じような割れ目がないかどうか調査しました。
また、午後からは、もんじゅの南東側の山の谷あいで、地表の割れ目を直接観察し、今後動く可能性について確認をしました。
調査を終えた島崎委員は「すぐに結論が出る状況ではなく、さらに事業者による調査が必要だ」と述べ、活断層かどうかの判断には時間がかかるという見通しを示しました。
規制委員会の専門家会議が原発の断層の現地調査を行ったのは、福井県の敦賀原発などに続きもんじゅが4例目です。
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