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旧警戒区域で初の期日前投票所7月13日 14時15分
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今月21日に投票が行われる参議院選挙で、東京電力福島第一原発の事故に伴う警戒区域が解除され、日中の立ち入りができるようになった福島県南相馬市小高区に、旧警戒区域では初めて期日前投票所が設けられました。
福島県南相馬市小高区は原発事故のあと、立ち入りが制限される警戒区域に指定されていましたが、去年4月に解除され、日中に限って立ち入りができるようになりました。
南相馬市は参議院選挙で避難先から一時帰宅した住民たちが投票ができるよう、旧警戒区域では初めて期日前投票所を設置しました。
投票所が設けられた区役所には午前中から住民が訪れ、選挙区と比例代表のそれぞれの投票箱に投票していました。
市内の別の地域の仮設住宅で避難生活を続けている室原泰三さん(72)は「自宅に戻るのにあわせて妻と2人で来ました。慣れ親しんだふるさとで投票ができ、ほっとします。除染と復興が早く進むよう期待したい」と話していました。
南相馬市の選挙管理委員の大友章生さんは「復興に向かって前に進むことを考えれば、投票所の開設はひとつのステップだと思う。1人でも多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
旧警戒区域の期日前投票所は午前9時から午後5時まで投票日前日の今月20日まで設けられています。
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