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JR北海道 別の車両のATSも焼け焦げ7月18日 12時6分
今月15日に札幌から釧路に向かっていた特急列車の車内の配電盤から出火したトラブルで、JR北海道がこの列車を詳しく調べたところ、別の車両のATS=自動列車停止装置の基板も焼け焦げていたことが分かり、JRでは配電盤からの出火との関連について調べています。
今月15日、札幌発釧路行きの特急「スーパーおおぞら3号」で、8両編成の3号車のドア付近の配電盤から出火するトラブルがありました。
JR北海道などがこの列車を詳しく調べたところ、1号車と6号車、それに8号車に設置されているATSの基板も焼け焦げていることが分かりました。
ATSは、運転士が停止信号を見落としても列車の衝突を防ぐために自動的にブレーキをかける装置で、JR北海道では何らかの理由で過剰な電圧がかかったとみて調べています。
ATSと配電盤とは、直接、つながってはいないということですが、JRでは、ATSの焼け焦げと配電盤の出火との関連についても詳しく調べることにしています。
JR北海道では、今回の列車について、来月末まで使用を見合わせることを決め、札幌と釧路間の特急列車の運行への影響が続くことになります。
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