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横田めぐみさん両親 中学生に講演
7月19日 12時47分

横田めぐみさん両親 中学生に講演
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中学1年生のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの両親が、当時のめぐみさんと同じ世代の中学生を前に講演し、「親と一緒に暮らしたり、学校で勉強できたりすることが、当たり前のようで実は幸せなことなんだということを知ってほしい」と呼びかけました。

拉致被害者、横田めぐみさんの両親は、東京・港区の六本木中学校で、全校生徒およそ140人を前に講演しました。
この中で父親の滋さんは、36年前、中学1年生のときにめぐみさんが拉致されてからこれまでの経過を話したうえで、「めぐみは学校に行きたくても行けない状態になりました。親と一緒に暮らしたり、学校でクラブ活動をしたりすることが、当たり前のようで実は幸せなことなんだということを知ってほしい」と呼びかけました。
母親の早紀江さんは、「みんなと同じくらいの背格好だっためぐみは、朝、いつものように『行ってきます』と家を出たのを最後にいなくなりました」と振り返ったうえで、「めぐみがどうしているかいまだに分かっていませんが、きっと生きていると思うので帰って来る日を待ち望みたい」と話しました。
講演のあと、当時のめぐみさんと同じバドミントン部の3年生の女子生徒は「めぐみさんと同じような毎日を過ごしているので、めぐみさんの気持ちを思うとやりきれない思いがします。多くの人に拉致問題に関心を持ってほしいと感じました」と話していました。

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