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石巻「手作り市」出店順調 21日1周年 記念グッズ販売
宮城県石巻市中心部で毎月第3日曜日に開催される「手づくり市nomaki」が1周年を迎える。東日本大震災の被災者を支援する特設市場は出店者も増え、集客イベントとして定着した。節目となる21日は記念グッズを販売するなどして、会場を盛り上げる。 1周年の手づくり市には市内外から約20の個人・団体が出店する予定。記念のTシャツやエコバッグの限定販売、仙台市などのアマチュアバンドのライブを行う。 手づくり市は昨年7月、仮設住宅で革製品などの小物を作る女性らに販売の機会を提供するため、ボランティア団体「ネクスト石巻」が仮設商店街「石巻まちなか復興マルシェ」で始めた。 当初は知り合いに出店を呼び掛けるなどしていた。時間の経過とともに仮設住宅から出る被災者が増え、地元の陶芸家やアクセサリー作家らも出店するようになった。 現在は被災者支援にとどまらず、まちづくりも視野に入れる。主催する石巻市のイラストレーター天野由紀さん(25)は「幅広い世代の人が手作り品に触れ、交流できる空間にしたい」と話す。 開催時間は午前10時〜午後4時で出店者も募集している。連絡先はメールtedukuri.ichinomaki@gmail.com
2013年07月19日金曜日
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