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工夫光るきゅうり料理 JA伊達みらい組合員コンクール

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試食しながら審査する審査員ら
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JA伊達みらい(大橋信夫組合長)が組合員に出品を呼び掛けた「きゅうり料理コンクール」の審査会は18日、伊達市の同JA本店で開かれ、「きゅうりバーガー」や「きゅうりの天ぷら」などアイデア満載のメニューが並んだ。
同JAは、県内2番目の産地。震災前は年間約20億円の出荷があったが、風評被害で一時は13億5000万円台に落ち込んだ。それでも徐々に回復傾向にあることから、風評被害を払拭(ふっしょく)して消費拡大につなげ、20億円台に戻そう―と、コンクールを企画した。昨年は生産農家を対象に開いたが、今回は規模を拡大した。
65点の応募から、書類審査で20点に絞り込んだ。同日は須田淳一同JA営農生活部長、菱沼勇伊達農業普及所長、半沢正志JA全農福島福島営農事務所長ら13人が審査員となり、〈1〉見た目〈2〉オリジナル性〈3〉味・食感〈4〉作りやすさ―の4点をポイントに審査。橘一郎同JAきゅうり生産部会長は「キュウリでこんな料理ができるのかと驚かされた。アイデアを販売拡大に利用していきたい」と語った。須田部長は「キュウリはカロリーが低く、体を冷やす効果もあるとされる。ダイエットや熱中症対策にも活用したい」と期待を寄せた。
(2013年7月19日 福島民友トピックス)
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