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会津の銘菓めっちゃ好評 大阪・あおぞら銀支店で配布

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中村支店長が取り寄せた会津の銘菓を選ぶ利用者(右)
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あおぞら銀行梅田支店(大阪市北区)は「お客さま感謝デー」として、100万円以上の新規大口預金者に会津地方の銘菓を配るキャンペーンを展開している。
あったかふくしま観光交流大使を務める中村勝彦支店長のアイデア。大河ドラマ「八重の桜」にちなみ、会津坂下町が本社の太郎庵から「ハンサムチーズサブレ」「八重の夢」「すっちょいさ」を取り寄せ、対象者に選んでもらっている。
16日から始めたが、人気を集めて通常の2倍近い利用者があるという。19日の終了までに用意した400個を完売する勢いとなり、追加発注した。
中村支店長は会津とゆかりの深い京都生まれ。震災発生時は東北6県を管轄する仙台支店長を務め、支援物資を車に積んで被災地を駆け回った。震災の7カ月後、同支店に転勤した。「東北にエールを送り続けたい」と転勤後、本県など被災県の物産を取り寄せたり、店内に観光パンフレットなどを置いたりしている。
仙台勤務では、県内金融機関と協力して「うつくしま未来ファンド」を設立。中村支店長は「あおぞら銀行の前身日本不動産銀行の初代頭取は会津出身。震災後、線量計を持って入った相馬や、建物に刺さった船があった小名浜などは印象に残っている。支援を継続したい」と話していた。
(2013年7月19日 福島民友トピックス)
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