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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]井口 鮮やかまくり差し 津ボート・つつじ賞王座決定戦

2013年7月19日 紙面から

優勝した地元の井口佳典=津ボートで

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 津ボートの開設61周年記念「G1つつじ賞王座決定戦」は18日の最終日12Rで優勝戦が行われ、6号艇の井口佳典(35)=三重=が5コースからまくり差して勝利。賞金900万円を獲得した。1月の東海地区選に続きホームプール開催のG1戦を見事に連覇。つつじ賞は07、11年に続き3度目の制覇と、地元エースがファイナル戦で底力を見せつけた。2着に桐生順平、3着に福島勇樹が入り、3連単<6><4><1>は2万7070円の高配当だった。

 スローの5コース発進となった井口が1周1M、鋭いターンで艇間を突いた。イン福島がトップSから先マイを狙ったがややターンが乱れ、その影響で新田、白井もスピードに乗れず。その内3艇と最内差した中島の間を鮮やかに切り込んだ。

 「コースはどこでも良かった。1Mはいいところへ入れたので福島とラップになると思った。2Mを回ったところで勝つ自信はあった」とレースを振り返った。舟足は優勝戦メンバーの中でやや劣勢ムードだったが「朝に整備して、舟足は全体的に底上げができていた。全部の足が良かった。きょうが一番良かった」と、パワーアップに成功したのも勝因だった。

 6号艇で登場ながらファイナル戦で主役の座をもぎ取った地元エース。大勢のファンが集まった表彰式で「実は自信があったんです」の強気コメントで沸かせた。津G1戦連覇となったが「まだまだですね。11月がありますから」と、地元開催のSGチャレンジC制覇へ気を引き締めた。

 次節は23日から若松で始まるSGオーシャンC。前年覇者としての登場になる中「連覇を意識せず、1走1走が勝負」と通算7回目のG1優勝直後、すぐさま気持ちを切り替えた。 (横山佳彦)

 

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