
さてさて、最近も相変わらず暇さえあれば車関係の事色々とやってますが、今回は表題の件やってみました。
以前の測定時に、ログ取得間隔が約1.3秒毎になっちゃうと記載しましたが、VCDSは、1度に3つのパラメータを同時測定出来るのですが、その1つのパラメータあたり0.4秒位という事のようで、3つ同時に測定すると、測定間隔が3倍の1.2秒となってしまうようです。なので、今回は速度のみ測定でログを0.4秒毎に取得するようにしました。
測定方法は「Select Control Module→01 - Engine→Measuring Blocks - 08→Group 005」
写真は、測定結果をグラフにした物です。
赤線が速度で、青線がrpmです。rpmの山は3つですので、1速→2速→3速の途中で100km/hに到達といった感じです。
0-100km/h測定は、車が動き出したら勝手に測定開始する機能があるみたいなのですが、
自分の(8N TTだからか、VCDS-Liteだからか、なのかは不明・・)だと見つからなかったので、
Group 005で測定し、0km/hと100km/h時のタイムは前区間の傾きを延長した近似値(いわいる微分!!)で求めました。他の区間タイムも同じように近似値です。
time(s) diff(s)
--------------------------------
to 0 km/h 0.46
to 20 km/h 1.46 1.00
to 40 km/h 2.54 1.08
to 60 km/h 3.99 1.45
to 80 km/h 5.44 1.45
to 100 km/h 7.12 1.68
--------------------------------
total 6.66
という事で6.66秒です。1.8T Quattroのカタログ値は6.5秒のようなので、ほぼ満たしてるぽいです。
あとはドライバーの腕が悪そうです ^_^;
グラフを見ると、1速つなぐ回転数が3000rpmで、もっと吹かしてからクラッチつなげないと駄目そうですね、あとESPもONのままにしちゃったので、ここも影響あるかもしれません。1速は5000rpm迄しか引張らなかったので、もっと引っ張れば改善の余地ありかなー
そして、以前の測定時にブースト漏れがあるかもーと記載しましたが、こちらもどうやら問題無さそうでした。下記グラフは、3速でのスロットル開度(%)とrpm上昇です。

赤線がスロットル開度, 青線がrpmです。
1000rpmあたりからペダルはべた踏みしてるにもかかわらず、開度が100%になるのは2700rpmあたりで、実際のブースト圧がECU要求ブースト圧に追付くのは以前の測定でこのあたりだったので、問題無さそうです。
なぜ100%にならないのかは不明ですが・・ベルト負荷とか、その辺りが関係してるのかもですねー
このグラフで、それぞれのrpm到達時間も計算してみました。
time(s) diff(s)
-----------------------------------------
to 2000 rpm 3.41
to 3000 rpm 5.39 1.98
to 4000 rpm 6.90 1.51
to 5000 rpm 8.58 1.69
to 6000 rpm 10.32 1.74
to 6500 rpm 11.34 1.02
-----------------------------------------
total 7.93
これと0-100km/h測定時は、forge BOV/インタークーラーシリコンホース(4箇所), Greenダイナツイスト, forge BOV再配置を装着してましたが、ノーマル時の2000→6500 rpm到達速度から40%程upしてましたー。これは性能upした、と言えそうです!でも0-100km/hがカタログと一緒というのがちょっと寂しいですが・・これはドライバーの腕が悪いと思い込んでおきます。
各パーツ装備毎に測定してたのですが、BOVとGreenダイナツイストだけで、この改善の殆どを占めてました。シリコンホース, 再配置は装着苦労した割には殆ど改善ならずです・・ノーマルECUだとホースは純正のままで充分という事を身を持って体験した次第です。
という事で、今後はスロットル開度の改善を出来るかどうか、ちょっとやってみたいと思います。
最後に、最近の弄り総集編という事で・・色々画像upしておきます。

ECS製スペーサーです。前10mm, 後15mm

OSIRのZERO V4 リモコンキーカバーにダイノックフィルムの組合せー

ラジエターファンヒューズボックス火事対策ー
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クルマ
Posted at 2013/03/24 13:12:56