彼女のハートに突き刺さる!?ワンランク上のプロポーズの言葉ガイド

プロポーズの言葉といえば、ストレートに「結婚しよう!」が鉄板。でも、一世一代のプロポーズ、それだけじゃちょっと物足りない…。そんな欲張りな求婚男子のために、3人のプロフェッショナルに個性的なプロポーズの言葉をご用意いただきました!使えるか使えないかはあなた次第。うまくアレンジするもよし、丸パクリするもよし、オリジナリティ溢れるプロポーズのヒントにしてみてはいかがでしょうか。

ダンディな大人のプロに聞く、ムーディーで情熱的なプロポーズの言葉

今や自然体がもてはやされ、「かっこつけることはかっこ悪い」といったムードの漂う世の中だけど、男子たるものキメるときはビシッとキメたいもの。そこで、数々の女性の心のゴールネットも揺らしてきたであろう日本の伊達男、サッカー解説者の武田修宏さんに大人のプロポーズの言葉を考えてもらいました!

Ca'sate conmigo(カサテ コンミーゴ)

「この言葉は、スペイン語で『私と結婚してください』という意味です。シチュエーションは、日本から一番遠い、リオデジャネイロにあるコパカバーナのビーチで。ブラジルはサッカーで生きてきた僕にとって特別な場所。サンセットを見ながらシンプルに伝えたいですね。コパカバーナの夜はライトアップされて、より雰囲気の良い空間になるんですよ」(武田さん)

シンプルな「結婚しよう」の一言も、外国語で伝えればロマンチック度は格段に高まるんですね。海外というシチュエーションなら、キザな言葉も妙にしっくりきてしまいそうです。あとは、照れずに言い切る覚悟を決めるだけでしょう。

武田修宏

サッカー解説者、元サッカー日本代表FW。サッカー選手として19歳で日本代表に選出され、名実ともに日本を代表するストライカーに。2001年の引退後は、サッカー解説者として活動。爽やかなキャラクターを生かし、バラエティ番組やクイズ番組などにも多数出演し、活躍の場を広げている。

女性マンガのプロに聞く、女子受けしそうなプロポーズの言葉

彼女の心をつかむプロポーズを実現するには、女性の気持ちも学ぶべし!そこで、女性の夢や現実を描いてきた女性マンガの世界からヒントを探ろうと、女子マンガ研究家の小田真琴さんに「プロポーズに使える名セリフ」をセレクトしてもらいました!

安心しろ 転がり落ちてきたら支えてやるから これから先も 多分俺には これぐらいのことしかしてやれないけど (岩本ナオ『雨無村役場産業課兼観光係』より)

「東京の大学を卒業し、地元・雨無村役場に就職して観光促進に奮闘する春野銀一郎と、幼なじみのメグミ、澄緒たち3人の恋と成長を描いた田舎青春ストーリーの傑作。銀一郎はメグミが好きで、メグミは澄緒が好きで、澄緒は銀一郎が好きで…という複雑な三角関係の中、銀一郎が発したこの言葉が、ポッチャリ体型のメグミにガツンと響いた模様。『安心』は、プロポーズには必須のキラーエッセンスです!」(小田さん)

「『永遠の愛』なんて…誓えないよ…あたし……」「………うん」「浮気するかもしれない…」「………う…」「自分でもどーなるかわかんないよ」「それは……本当はこの世の誰もそんなの誓えない 今…愛していればいいから」 (安野モヨコ『ハッピー・マニア』より)

「理想の恋を探し求める女・シゲカヨと、そんなシゲカヨに恋し続けるタカハシを描いた名作ラブコメディ、『ハッピー・マニア』。これはその最終盤の1シーン。未だフラフラし続けるシゲカヨに、すべてを赦し、そして愛し続けることを誓ったタカハシの、マンガ史上もっとも寛容なプロポーズの言葉です。これくらいの度量の広さを見せることができれば、誰だってOKしてくれることでしょう!」(小田さん)

まさに目の覚めるようなセリフ…。自分の夢や希望を語るのもいいけれど、相手の気持ちに寄り添う姿勢も大切ってことですね。乙女心がわからず怒られてばかりという求婚男子の皆さん、女性マンガで勉強しましょう!

紹介したマンガ

岩本ナオ『雨無村役場産業課兼観光係』(小学館 フラワーコミックスα)全3巻

安野モヨコ『ハッピー・マニア』(祥伝社コミック文庫)全6巻

小田真琴

女子マンガ研究家。「SPUR」にて「マンガの中の○○男子図鑑」、「サイゾーウーマン」にて「女子まんが学入門」を連載中。特技は『ガラスの仮面』のセリフだけで会話すること。

伊達ワルファッションのプロに聞く、ワイルドで男臭いプロポーズの言葉

女心は考えつつも、彼女をグイグイとリードできるところもアピールしたいところ。そんな男らしさを学ぶなら、俺様度バツグンのフレーズが並ぶストリートスナップでおなじみ『MEN’S KNUCKLE』しかない!ということで、ストリートファッション誌『MEN’S KNUCKLE』編集長の篠塚雅也さんに、ワイルドなプロポーズの言葉を考えてもらいました!

歓喜と幸福に満ちたナイトメアを一生お前にみせてやるよ!

天魔が邪魔しようとも俺はお前と添い遂げる!

天啓だ!楽園へと誘う俺という福音を授けよう!

知ってるか?おしどりは浮気まみれだぜ!だが、俺と同じブラック武装をまとったカラスは一生相手を変えない。そう即ち俺とお前のように!

「予定調和なプロポーズよりも男なら相手の意表をついた電撃的プロポーズ大作戦でサプライズを与えるべし!女の子はドラマのような展開を望んでいるもの。少し大袈裟でこっ恥ずかしい位が丁度いい。結婚式の再現ドラマで笑いが取れるくらいの意気込みで相手に向かうべし!敵を知り己を知れば百戦危うからず!叩けよさらば開かれん!」(篠塚さん)

これぞ21世紀の関白宣言!「俺ならお前を絶対に幸せにできる!」という自信がありありと伝わってくるめちゃくちゃ頼もしい言葉の数々…男なら大事なときにはこのくらい振り切りたいものです。

篠塚雅也

ファッション雑誌『MEN'S KNUCKLE』編集長。テレビ・ネットで度々取り上げられる独特なキャッチコピーの製作者。趣味は神社仏閣巡り、温泉、アニメ、サブカルと基本的に中二病をこじらせ中。

同じプロポーズの言葉でも、人によってこれだけのバリエーションが生まれるのです。彼女の性格、自分のキャラを改めて見つめ直してみると、ふたりにふさわしい突き抜けたプロポーズの言葉が考えつくかもしれませんよ!

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