自動思考 (自己批判的) |
認知の歪み | 合理的な反応 (自己擁護的) |
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「トリプルカラム」法は、
自分を卑下してしまいがちな時に、自分についての考え方を建て直す意味で利用できる。
目的は、悪い出来事ができると知らず知らずに心に浮かぶ非論理的で厳しい自己批判を、もっと客観的で合理的な
考えに置き換えることにある。
引用文献:前掲書(いやな気分よさようなら)p60
今、憂鬱なあなた、鉛筆とメモを持って、実際に書き込んでみましょう。
今、自分の心をよぎっている自己批判的な感情を、いくつでも書いてみて下さい。
書きながら、辛い気持ちになることもあるでしょう。その辛い気持ちを全部書き連ねて下さい。
次に、認知の歪みの定義を使って、ネガティヴな自動思考の一つ一つを照らし合わせ、認知の歪みをみつけてください。
わからない時は、空白のままでもいいですよ。大切なのは、次のステップですから。
さあ、一番重要な合理的な反応をしてみましょう。
無理に元気になろうとする必要はありません。真実を認め、自分の批判的な声に反発する信念をしっかりもってください。
どうしても自己批判的な声に反発できない時は、他の人に聞くのも良い手ですよ。
周りの人や、例えば私にも聞く勇気をもってくださいね。
憂鬱度のたかい人は、これを毎日、数ヶ月続ければ、かなりうまく、合理的な反応をみつけられるようになるかもしれません。
頑張ってやる必要は全くありません。
ちょっと落ち込んだ時、側に鉛筆と紙があったら、ちょっと試しにやってみてはいかがですか?