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【サッカー】大儀見ミドルシュート決める なでしこあす中国戦2013年7月19日 紙面から
東アジア・カップで3連覇を目指すなでしこジャパンは18日、千葉合宿を打ち上げ、開催国の韓国へ移動した。FW大儀見優季(26)=チェルシー=は個人、チームのレベルアップのために、ミドルシュートに磨きをかけると宣言。プレー以外でも後輩への助言を惜しまない、新しいエースの勇姿に注目だ。なでしこジャパンは20日、大会初戦で中国と対戦する。 「NEO優季」誕生の予感だ。チーム力向上のため、大儀見が取り組む個人スキルの一つがミドルシュート。今合宿中も試していた背番号17は「日本ではミドルを打てる選手が少ない。ドイツでは普通で、自分も何本かは決めているので、(代表戦で)そういうシーンをつくれれば、と思う」と話した。 男子の本田(CSKAモスクワ)に似て、個人のレベルアップを主張する昨季のブンデスリーガ得点女王は「脅威を与えるシュートを打てれば、スペースが空くようになり、チームが余裕を持ち、効果的に攻められるようになる。もちろん、自分のプレーの幅を広げる意味でも取り組んでいかないと」と続けた。ただゴールを奪うだけではなく、常に代表のレベルアップが念頭にある。 プレー以外でも、意識の変化は起きた。6月の国内合宿で若手中心に声をかけると宣言した通り、FW岩渕、高瀬、DF有吉に伝えたいことを伝えた。「有吉はサイドバックだけど、立ち位置、体の向きとかを話した。自分の思うことがすべて正しいとは思わないが、素直に伝えたい」。なでしこの伝道師は熱い。 世界女王として臨む初めての東アジア杯。「3連覇しないといけない。もう勝ちにこだわるだけのレベルじゃない。内容が伴う勝利を目指したい」。東アジアの覇権をかけた大会を前に、エースはその輝きを増している。 (関陽一郎) PR情報
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