昨日発売されたソニーの3Dヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T1
  HMZ-T1 イメージ
とりあえず簡単にではありますが、感想を書こうと思います(´・ω・`)b

まず一言・・・

『HMZ-T1』最高!

いやもう、本当にこの一言に限ります
価格(59,800円)以上の価値は確実にあります

では細かく感想を書いていこうと思います
あ、その前に・・・
一応自分は3Dテレビ『BRAVIA(ブラビア) KDL-46HX800』を所有していますので、
3D映像は比較的見慣れている状態でのレビューとなります
なので、「3D映像ってどうなの?(すごいの?)」といった内容はあまり無いのでご了承下さい

では・・・

【デザイン】・・・近未来的で格好いい!
「ソニーのはフォルムが流線的で芸術品だな」と言わざるを得ないです!
起動すると蒼く光るのも素晴らしい!
本当に格好いいので、こういうのが好きなひとにはたまらないと思います
かく言う自分も、箱から取り出したときに思わず奇声を発してしまいました

【準備・設定】・・・簡単お手軽
使うための準備は至って簡単
再生機器(自分の場合はPS3)から、『HMZ-T1』のプロセッサーユニットにHDMI接続
あとはプロセッサーユニットと、ヘッドマウントユニットを接続するだけ
頭に装着するときは、ちゃんとバンドを調整して、頭に合うようにするのがコツ
説明書にも書いてありますが、鼻の上に付かないように調整します
ヘッドマウントユニットは約420gありますが、きちんと調整すればまったく苦にはならなくなります
最初起動したときには、初期設定としてレンズの位置合わせが必要ですが、
メニューに従って進めれば誰でも簡単に設定できます

【装着感】・・・違和感なし!
みなさん気になると思われる装着感ですが、まったくもって問題なしです
4時間ほど連続使用しましたが、「部品が当たって痛い」などということは無く、
快適に装着し続ける事ができました
心配していた「勝手にズレてくる」ということも今のところありません

【ボタン操作】・・・場所が固まっているのでやりやすい
完全に目を覆ってしまうヘッドマウントディスプレイの構造上、
ボタン操作などは手探りでやらなければいけないわけですが、
ボタン類はすべてまとまった場所にあるので、親指でポチポチ触りやすいです
画面メニューもしっかりしているので、うまく設定できないということは無いと思います

【重量感】・・・ちょっと重いかな?でも・・・
やはり約420gのものを頭に付け続けると、少し肩が凝ります
椅子に座っていると重力で重く感じるかもしれません
なので、自分はソファーにゆったり腰掛けて斜め上を向いて使用しています
リクライニングチェアでもいいと思います
すると良い感じに重さが分散されて、疲労しにくくなるので、
重さも大して気にならなくなります

【画面の綺麗さ】・・・素晴らしい!さすが有機EL!
これに関しては、本当に言う事なしです
色味や解像度などは気になりませんし、
コントラストは高く、有機ELならではの「黒色」の深さは最高です
映像の質感の再現度も自然で、シーンによっては現実に目の前に存在するかのようです
(まぁこれは再生している映像の質も影響してくるとは思いますが)
残像感やラグ的なものも感じません
まさに「息を飲む」映像体験が出来ました

【体感インチ】・・・“映画館並”というのは本当!
とにかく大画面です!
具体的に言うと、中規模の映画館の真ん中あたりから見る感じですね
当たり前ですが、目の前より少し奥に画面があるので距離感は少しありますが、
「目の前にレンズがある」と思わずに見ると、より大きさが実感できるかと・・・
「720インチ並」かどうかはわかりませんが、「映画館並」というのは本当です

【音質・サラウンド感】・・・音質は十分!サラウンド感はまぁまぁ
音質に関しては十分でしょう
中級機ヘッドホンで聴くものと同じレベルと思います
安っぽさやノイズ感、シャリシャリ感などは感じませんでした
5.1chサラウンド感はそこそこといった感じでしょうか
やはり実際にスピーカーで構築されたサラウンド環境には敵いませんし、
同じくソニーから発売されているデジタルサラウンドヘッドホン、
『MDR-DS7000』シリーズにも敵いません
今後、この上級モデル・高級モデルを出すとすれば、
サラウンド音質にも拘って欲しいかもですね
あ、ちなみにヘッドホンの装着感覚は良い感じです

【酔うかどうか】・・・映画は問題なし!ゲームはやばいかも・・・
これは完全に体質によると思いますが、自分の場合映画はまったく問題ありませんでした
通常の2D映画や3D映画を見ましたが、2時間の視聴で気分が悪くなる事は無かったです
ただ、ゲームに関しては結構やばいかもしれません
自分はまだ『グランツーリスモ5』しかプレイしていませんが
ちょっと気分が悪くなってしまいました・・・
(3Dテレビでのプレイはそんなに酔わなかったのですが・・・)
まぁ、それだけ臨場感があると言う事でしょう
なにしろ体は動いていないのに、目線だけが動くわけですからね
仕方ないとは思いますが、人によってはもっと盛大に酔ってしまうかも・・・
どうでもいい話ですが、画面の動きに合わせてついつい首を横に振ってしまいます
端から見たら奇怪に見える事間違いなし(´・ω・`)b


ということで簡単にではありますが、一通りレビューしてみました
これから買おうと思っている方の参考になれば幸いですd(´・ω・`)b
もしも、「○○ってどう?」といったご質問があれば随時受け付けますので、
お気軽にコメント欄にどうぞ〜

ちなみに、この『HMZ-T1』で視聴するにあたって、
個人的にオススメの作品はコチラです!
  HMZ-T1と攻殻機動隊SAC SSS 3D
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 3D

いやー、これは凄いですよ!
3Dテレビで見るだけでも凄い作品なんですが、
ヘッドマウントディスプレイで見ると、迫力が倍増していました!
特に電脳内の映像なんかは、本当に自分に電脳が存在してるかのような
感覚に陥ってしまうほどです・・・

こういった凄い電化製品が6万円以下で手に入ってしまう時代になったのですね・・・
攻殻機動隊の世界も、本当にすぐ近くに迫っているのかもしれません
いやはや、本当に良い時代になったものですな(´・ω・`)b

では最後にもう一度・・・

『HMZ-T1』最高!


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