本谷亜紀1988年埼玉県生まれ。幼少よりラーメンに親しみ、高校時代に食べ歩きを始める。大学入学後は、食べ歩きサークルを主宰する傍ら、2010年より『お願い！ランキング』（テレビ朝日系）で"ラーメン女子大生"として活動を開始。大学卒業後はラーメン評論家としての活動を本格化。
昨年は、らあめん花月嵐の期間限定メニュー「ベジラーメン菜菜」をプロデュースした他、「森田一義アワー 笑っていいとも!」のコーナー「私立 その道のプロ高校」において「ラーメンまる秘攻略術」と題し、２週連続で講師役を務め、さらには、ＦＲＩＤＡＹ、グランドジャンプ『ラーメンＯＬ本谷亜紀の麺活！！』で連載を受け持つなど幅広く活動。
「ラーメンは美味しく楽しく」がモットー。年間350杯程度を食す。［著書］『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』（扶桑社）
毎日本当に暑いですよね！皆さんは体調を崩していませんか？
夏バテに負けないようにしっかりと食べて乗り切りましょう。
今回ご紹介するラーメンは見た目にも涼しい「青いラーメン」です。
青いラーメンが映えるように服も青系を選んでみました。
お邪魔したのは恵比寿にあるタイ料理「グリーンバッタイ」です。
店内は2階立てて広々としたつくり。インテリアなどもアジアンテイストたっぷりで異国情緒が溢れています。
こちらのお店では夏にぴったりの料理を提供しようという試みから8月31日まで青いメニューを提供しています。
注文したのは「トムヤムスィーファー」900円。すっぱくて冷たいトムヤムラーメンです。出てきたラーメンはスープが真っ青！ここまで青いとびっくりしてしまいますよね。実はこの青は天然の成分でスピルリナという藻から摂っています。抗酸化作用や免疫作用に優れた成分なんです。身体に良いスーパーフードとして女性誌では話題となっているんですよ。ちなみにこの成分自体に味はないです。
冷たいトムヤムスープは日本では珍しいのですが本場タイでは親しまれているそうです。私はこのラーメンで初挑戦でした！
シーフードのベースにレモン汁とレモングラスの香りがさっぱりと効いています。冷たいとダシ感が弱まってしまうのでサクラエビがトッピングしてあります。これはうれしい工夫です。
パクチーも載っていますが酸味と冷たさで苦手な人も食べられる味でした。
タイ料理だとビーフン (お米の麺)が一般的ですが、今回はラーメンらしさを際立たせるために弾力のある中華麺を使用しています。
具も皮まで食べられるソフトシェルシュリンプやイカ、アサリなど盛りだくさん！ちなみに青唐辛子もたっぷり入っているので注意してくださいね。
それと余談ですが、ナンプラーやお酢や砂糖の卓上調味料の使い方を聞きました。なんとタイの人は美味しい料理は辛いのがうまさ基本だから唐辛子をたっぷりと入れるとか。でもその後タップリとお砂糖を入れるそうです。なんとも不思議な習慣ですね。
食べて、楽しんで、身体にも良いなんで嬉しいこと尽くしですよね。
他にも青いメニューはサラダ麺や冷たいカレーなどもあり、友人とシェアしながら楽しむのも楽しそうですね。
青いスープにイカの白さが映えます。時間が経つとイカも南国色に染まってきます
ソフトシェルクラブならぬソフトシェルシュリンプ。皮ごとバリバリいただきます
店内はタイの雑貨などが並び異国情緒たっぷり
大きなトウガラシが目印