17日の10時半から、栗橋南小学校北校舎の竣工式が開かれたので、出席しました。 旧校舎は40年前に建築されて、耐震診断で全面的な改築が必要となったため、昨年6月から改築工事に着工していました。 工事費は、旧校舎の解体工事4728万円、建築工事4億6000万円、仮設校舎賃借費用なども含めて総額で7億4321万円です。 旧校舎は3階建てでしたが、新校舎は2階建て、普通教室10室の他、多目的室、理科室、配膳室、2つの音楽室などです。 竣工式自体は市長、市議会議長、県議らのあいさつや、業者への感謝状の贈呈、校長、PTA会長、児童代表の謝辞などお決まりの流れでしたが、式の最後に、6年生全員による校歌や久喜市の歌などの合唱を披露してくれました。 この学校では子どもたちの合唱などの音楽活動に特に力を入れているそうで、ちょっとウイーン少年合唱団風の澄んだ歌声が体育館に響き渡りました。 普通の音楽教室の隣に設けられた第2音楽室は、カーペットが敷かれたホール風の広〜い部屋で、音楽発表会を開く際には、壁が全面開放されて、中庭に観客席が設けられるように工夫されています。 これからあの音楽室から、子どもたちの歌声が学校中に響き渡っていくのを想像すると、とても楽しい気持ちになってきました。 給食調理室建設への強い希望 PTA会長の「謝辞」の中で、特に学校給食の調理室設置の強い希望が出されました。 旧栗橋町では、小学校の学校給食は全部が自校調理方式でやってきていて、『とってもおいしい』と評判でした。 調理室は取り壊された旧校舎にあったのですが、改築の設計には調理室が入っていません。 市の学校給食審議会で審議した結果、校舎改築の間は、鷲宮の給食センターで調理した給食を提供して、校舎完成後に給食をどうするかは別に協議することになっていました。 自校調理方式が学校給食の理想的な形であって、子どもたちも保護者も地域の人々も、当然ながら自校調理方式の継続を希望していて、栗橋地区ではこれまでずっと自校調理方式が根付いてきているのですから、市教育委員会は、早急に調理上の建設に取りかかるべきです。 会長さんの、『工事期間中はセンターから配送させていただきたいという約束でした。竣工式を迎えてもまだ給食室ができていませんが、自公方式の給食を望む声が圧倒的多数であり、自公方式の給食を提供していただきたい』という強い気持ちのこもった言葉が印象的でした。 式典後には、壇上にいらっしゃった前栗橋町長の斉藤さんがわざわざ議員たちの席に寄ってきて、『会長の希望は本当ですよ。ぜひ実現してください』と呼びかけておられました。 |
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