【NQNニューヨーク=川内資子】18日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比78ドル02セント高の1万5548ドル54セント(速報値)と過去最高値を更新した。週間の新規失業保険申請件数と7月のフィラデルフィア連銀景気指数がともに市場予想以上に改善した。米景気の回復観測が強まり、幅広い銘柄に買いが入った。四半期決算で1株利益が市場予想を上回ったIT(情報技術)のIBMや医療保険のユナイテッドヘルス・グループが上昇したことも、構成するダウ平均を押し上げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同1.28ポイント高の3611.28(同)と2000年9月以来の高値で終えた。
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