【NQNニューヨーク=大石祥代】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比1.56ドル高の1バレル108.04ドルで取引を終えた。8月物は一時、108.43ドルまで上昇し期近物として2012年3月上旬以来、約1年4カ月ぶりの高値を付けた。米経済指標の改善を受け、米景気が順調に回復すれば原油需要が伸びるとして買いが広がった。
朝方の米新規失業保険申請件数が前週比で市場予想以上に減少。加えて7月のフィラデルフィア連銀景気指数が前月から大幅に上昇したのが手掛かりとなった。
米株式市場でダウ工業株30種平均が上昇したのに伴いリスク資産の一つである原油に買いが入った面もあった。
ガソリンは続落。ヒーティングオイルは3日続伸した。
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