UPDATE 1-米インテル 、通年の売上高見通しを引き下げ 第2四半期は利益が予想と一致
(内容を追加しました。)
[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米半導体大手インテル は17日、2013年通年の売上高見通しを引き下げるとともに、設備投資を縮小すると発表した。パソコン(PC)販売の落ち込みと主要市場である中国の景気減速に対応する。
13年の設備投資は需要低迷を受け、110億ドル(プラスマイナス5億ドル)に縮小される。4月には130億ドルから120億ドルに縮小していた。
通年の売上高については、おおむね前年比横ばいとし、1桁台前半の伸び率になる見込みとしていた前回予想から下方修正した。
スミス最高財務責任者(CFO)はCNBCとのインタビューで、インテルの中国販売が予想よりも弱いとの認識を示した。
同社がこの日発表した第2・四半期決算は、純利益が20億ドル(1株当たり0.39ドル)となり、市場予想と一致した。前年同期の純利益は28億2700万ドル(同0.54ドル)だった。
売上高は128億ドル。
トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想は、1株利益が0.39ドル、売上高が128億9600万ドルだった。
インテルは第3・四半期の売上高を135億ドルの上下5億ドルになると予想している。アナリストの予想は137億3200万ドル。
同社株は17日の米株市場通常取引を前日比0.41%安の24.15ドルで引けた後、時間外取引で1.86%下落した。
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