UPDATE 1-米フィラデルフィア業況指数、7月は11年3月以来の高水準 下期の景気加速示唆
(内容を追加しました) [ニューヨーク 18日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀が18日発表 した7月の製造業業況指数はプラス19.8と、前月のプラス12.5から上昇し、20 11年3月以来の高水準となった。エコノミスト予想のプラス7.8も大幅に上回った。 新規受注は鈍化したものの、雇用や出荷が加速した。 同指数はゼロが業況判断の分かれ目となる。 新規受注は前月のプラス16.6からプラス10.2に低下。一方、従業員数はプラ ス7.7となり、前月のマイナス5.4から改善した。 この日は米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数も市場予想より大幅に減少し 、4カ月ぶりの低水準となるなど、米経済が下期に加速する可能性を示唆する内容となっ た。 ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「 下期に向けて心強い兆候だ」と述べた。 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、年末までに米経済が十分に加速し 、債券買い入れの縮小開始が可能になるとみており、この日の経済指標は議長のこうした 見解を裏付ける可能性がある。 統計発表を受け、外為市場ではドルが対円で上げ幅を拡大。債券市場では将来の引き 締め観測を映して米長期債利回りが上昇した。 詳細は以下のとおり。 July Drop Unch Rise June May April March 業況 19.8 16.7 41.5 36.5 12.5 -5.2 1.3 2.0 新規受注 10.2 24.9 35.6 35.1 16.6 -7.9 -1.0 0.5 出荷 14.3 23.7 35.2 38.0 4.1 -8.5 9.1 3.5 受注残 -1.8 16.4 67.5 14.7 -7.9 -9.3 -8.7 -6.4 出荷頻度 0.5 12.0 70.8 12.5 -9.3 -6.0 -13.8 -7.5 在庫 -21.6 32.5 54.0 10.9 -6.6 4.1 -22.2 0.0 支払価格 21.5 7.7 61.7 29.2 22.5 6.9 3.1 8.5 受取価格 7.0 7.3 75.7 14.2 14.6 -3.3 -7.5 -0.8 従業員数 7.7 10.2 69.7 17.9 -5.4 -8.7 -6.8 2.7 週平均労働時間 6.6 15.0 57.2 21.5 0.8 -12.4 -2.1 -12.9 <6カ月先の見通し> July Drop Unch Rise June May April March 業況 44.9 6.6 33.2 51.5 33.7 32.3 19.5 32.5 新規受注 58.8 0.8 32.2 59.6 41.5 34.5 24.3 34.5 出荷 51.2 3.2 30.2 54.5 37.6 31.7 26.5 31.2 受注残 25.8 2.4 62.6 28.2 17.8 16.9 -2.1 6.6 出荷頻度 12.9 0.7 73.3 13.7 4.8 1.9 -4.5 2.2 在庫 22.0 9.4 46.3 31.4 0.4 -1.3 -13.3 -5.6 支払価格 42.1 2.6 42.7 44.7 26.4 30.7 26.6 30.9 受取価格 23.9 5.2 56.2 29.1 23.5 18.2 8.3 16.6 従業員数 36.2 4.3 47.1 40.5 27.3 10.0 8.2 8.1 週平均労働時間 14.6 11.8 54.2 26.4 7.5 14.1 6.6 3.4 設備投資 27.7 6.7 52.0 34.4 27.3 11.5 7.8 6.8
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「時代遅れ兵器」で苦境浮き彫り
パナマでキューバの兵器を運搬していた北朝鮮船が拿捕された事件。キューバが直面する苦境が浮き彫りになったとの声も。
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