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7月米フィラデルフィア業況指数、11年3月以来の高水準

2013年 07月 19日 01:59 JST
 
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[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀が18日発表した7月の製造業業況指数はプラス19.8と、前月のプラス12.5から上昇し、2011年3月以来の高水準となった。エコノミスト予想のプラス7.8も大幅に上回った。新規受注は鈍化したものの、雇用や出荷が加速した。

同指数はゼロが業況判断の分かれ目となる。

新規受注は前月のプラス16.6からプラス10.2に低下。一方、従業員数はプラス7.7となり、前月のマイナス5.4から改善した。

この日は米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数も市場予想より大幅に減少し、4カ月ぶりの低水準となるなど、米経済が下期に加速する可能性を示唆する内容となった。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「下期に向けて心強い兆候だ」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、年末までに米経済が十分に加速し、債券買い入れの縮小開始が可能になるとみており、この日の経済指標は議長のこうした見解を裏付ける可能性がある。

統計発表を受け、外為市場ではドルが対円で上げ幅を拡大。債券市場では将来の引き締め観測を映して米長期債利回りが上昇した。

 
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7月18日、米フィラデルフィア地区連銀が発表した7月の製造業業況指数はプラス19.8と、前月のプラス12.5から上昇し、2011年3月以来の高水準となった。写真はカンザス州のジェット機組立ラインで3月撮影(2013年 ロイター/Jeff Tuttle)
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