６月の英小売売上高：２カ月連続で前月比増加、値引きが奏功

　　７月18日（ブルームバーグ）：英国の６月の小売売上高 は２カ月連続で前月から増加した。百貨店の値引き販売が需要を喚起した。

英政府統計局（ＯＮＳ）が18日発表した６月の小売売上高指数（燃料含む）は前月比0.2％上昇。５月は2.1％上昇だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト20人の調査の中央値で６月は0.3％上昇が見込まれていた。前年同月比では2.2％上昇した。

ＩＨＳグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は統計発表前に、「個人消費には追い風の要素が確かにあるが、多くの側面で圧力もあり、少なくとも短期的には拡大余地が限られるだろう」と述べていた。

発表によると、４－６月（第２四半期）の小売売上高は前期比で0.9％増加。

６月は燃料を除くと前月比0.2％増、前年同月比2.1％増。百貨店の売り上げは３％増と、2012年３月以来の大きな伸びだった。

食料品は前月比0.1％減。繊維・衣料・履物は0.3％減だった。

原題：U.K. Retail Sales Increase as Discounts Spur ConsumerDemand (1)（抜粋）

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更新日時: 2013/07/18 18:20 JST