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石井工務店(郡山)3県進出へ 16年に2部上場計画
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全国展開への意欲を話す石井社長
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郡山市の住宅メーカー、石井工務店は本年度、埼玉、群馬、茨城の3県に、新たに住宅展示場を展開し、県外への進出を本格化させる方針を固めた。同社の石井一男社長が11日、福島民友新聞社の取材に対し、明らかにした。
同社は1948(昭和23)年に創業し、85年に法人登録した。同社独自の「IC―P工法」で2001(平成13)年に「次世代省エネ基準適合住宅評定」を取得。高断熱・高気密・省エネの木造軸組住宅を実現するとともに、システムキッチンなどが自由に選べる「フリーチョイスシステム」などで業績を伸ばしてきた。
同社は現在、県内と栃木県に9支店1営業所、9展示場を設けている。埼玉、群馬、茨城県への事業拡大を契機に、さらに全国への展開を加速させていく方針。
石井社長は11日、2016(平成28)年に東証2部への株式上場を計画していることを明らかにした。証券会社、監査法人などと協議しながら、上場申請書類作成など具体的な準備を進める方針。
(2013年7月12日 福島民友ニュース)
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