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2013年7月18日(木) 東奥日報 ニュース



■ 農産物ブランド化を支援/平川市

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平川市が本年度、ブランド化を支援する釈迦のりんご園の商品
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 平川市は本年度から、同市産の農産物のブランド化を支援する事業を始める。市役所尾上分庁舎で18日、支援生産者の審査会を行い、本年度は同市広船の「釈迦のりんご園」(工藤秀明代表)を選んだ。市は8月から、販路開拓や販売促進計画作成などをバックアップする。

 本年度は農産物のうち、品評会などでも高い評価を得ているリンゴのブランド化を支援する。市が今年春に生産者を募集。数件の問い合わせがあったが、同社だけが応募した。同社はリンゴ生産のほか、ジュース、干しリンゴなどの加工にも携わっている。

 同日は県りんご協会や津軽みらい農協、市職員の計5人がアピールポイント、出荷計画などの提案内容を審査。リンゴの赤みや糖度などで基準を設けてブランド化認定することを決めた。

 市は約200万円の予算を計上。8月から都内のコンサルタント業者を通じ、都内の有名青果店や百貨店などへの販路開拓、販売促進と販路拡大などに向けたプロモーション計画策定、ホームページ制作などを支援する。

 同市の奈良進経済部長は「事業を通じ、首都圏での平川産りんご全体の評価が上がってくれれば」と期待。工藤代表は「フラッグシップ(旗艦ブランド)を取り、大間のマグロのように平川のリンゴを全国に広めたい」と意気込んでいた。

 市は来年度以降、リンゴ以外の農産物も含め、同市産農産物のブランド化を支援する方針。

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