川内村は森林除染を国に促すため、村独自に効果の実証に取りかかることを決めた。遠藤雄幸村長が16日夜に村内で開いた住民説明会で明らかにした。
森林除染について、環境省は面積が広いことなどから実施を決めておらず、住宅の周縁部20メートル幅で落ち葉の除去や枝打ちなどが行われている。しかし除染後も高い放射線量が残る住宅の例が目立っているため、村は国に森林除染を再三求めてきた。
環境省から回答がいっこうに示されないことから、具体的な効果や費用を国に示すことで除染実施を促したい考えだ。説明会で遠藤村長は「30メートル幅や50メートル幅に広げたら、どういう効果がでるのか。データを国に示したい。森林除染で妥協はしない」と語った。
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