【松阪】松阪市は十七日、無断欠勤した下水道建設課の男性職員(20)を戒告処分とした。男性職員は「ふと仕事が嫌になった。公務員のイメージが違った」などと話していたという。処分は同日付。
職員課によると、男性職員が欠勤したのは四月十五日から三日間。男性職員とは連絡が付かず、消防団や警察が捜索する事態にもなった。尾鷲市内のコンビニやホテルをミニバイクで転々としていたという。
男性職員は市の聞き取りに「ふと仕事が嫌になった。描いていた公務員のイメージが違い、自分は公務員に向いていないのではと思った」などと答えたが、無断欠勤の具体的な動機は話さなかったという。
男性職員は下水道工事の発注や管理に携わってきた。職務の悩みを抱えている様子はなかったという。乾智光上下水道事業管理者は「職員同士が話しやすい環境づくりに努めていきたい」と話している。
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