河女(かわおなご)
青森県南津軽郡浪岡町
――現在の青森市に伝わる妖怪。
夏の夜の十川の釜谷橋付近の土手に出るという。
美女の姿で現れて、
道行く男に声を掛け、
引っ掛かった男に憑くといわれており、
憑かれた男は精神に異常を来たすという。
また、河女に憑かれた男は突然、
櫃の飯を食い尽くしてしまう程の大食漢になってしまい、
時には自分の便までも食べてしまうという。
夜になると河女が恋しくなり、
皆が寝静まる頃に起きて会いに行ってしまう。
他人には河女の姿は見えず、
憑かれた男にだけその姿が見えるといわれている。